ごあいさつ
                                        平成29年4月
                            社団法人 高知県臨床検査技師会
会長 小倉 克巳

  一般社団法人高知県臨床検査技師会(高臨技)は会員数643名(4月7日現在)の臨床検査技師の会になりました。入・退会による増減はありますが、昨年度は44名の新入会員を迎え、年々増加傾向にあることは喜ばしいことです。

 さて、昨年7月に一般社団法人日本臨床衛生検査技師会(日臨技)の宮島喜文会長が、参議院議員通常選挙全国比例区で自民党新人として当選されました。臨床検査の業界としては非常に大きい出来事であり、今後に期待したいと思います。

 現在、日臨技では平成27年4月に施行された臨床検査技師等に関する法律の一部改正を受けて、「検体採取等に関する厚生労働省指定講習会」の開催や、以前からの取り組みである「検査説明・相談のできる技師育成事業」を進めています。前者につきましては、全国の受講率は50.8%、中四国支部は61.9%、高知県は45.4%です。最も近い受講場所が香川である等の不利な点はありますが、早い時期に受講して下さいますようお願い致します。後者につきましては、日臨技から各都道府県技師会に委託されているにも関わらず、高知県では第一回目の講習会を平成27年3月に開催して以来、実施できておりません。会員の皆様にはご迷惑をお掛けしておりますが、早急に体制を立て直して実施致します。

 さらに、チーム医療推進の観点から病棟業務推進事業を行っているのは周知の通りですが、新たに認知症対応力向上講習会事業が始まります。これは平成27年1月に厚労省老健局より公開された「新オレンジプラン」に基づくもので、現在、100名を超える認定認知症領域検査技師を中心に地域で講習会を開催し、認知症診断にかかせない神経心理学的検査をより多くの臨床検査技師が担当できることを目指した活動です。高知県には2名の認定認知症領域検査技師がおりますので、この方々を中心に高臨技がバックアップして当事業への取り組みを開始します。

 末筆になりましたが、昨年11月26〜27日に高知で開催しました平成28年度日臨技中四国支部医学検査学会(第49回)が、約1,430名の参加を得て盛況裡に終了することができました。2年前には会場である高知市文化プラザ“かるぽーと”がまったく取れず苦戦しておりましたが、高臨技の顧問である西森潮三先生のお力で、何とか会場を借りる事ができました。また、その日がカシオワールドオープンと重なっており、日本旅行様の力を借りて早くからホテルを抑えるなど、多くの方々に支えられて開催にこぎつけることができました。実行委員をはじめとした会員の皆様、賛助会員の皆様、および関係者の方々に心からお礼を申し上げます。

 今後も高臨技への益々のご理解とご支援をお願い申し上げてご挨拶とさせて頂きます。

              平成28年度 事業報告       平成29年度 事業計画