部局案内
事務局
活動内容
事務局は主に、高知県臨床検査技師会の理事会及び定時総会の運営、高知県臨床検査技師会の定款変更、法務局への法人登記申請等、高知県臨床検査技師会の会員の皆さんが円滑に活動できるようにさまざまな事務処理を行うセクションです。
事務局は、これらの活動に加え、南海トラフ地震、局所水害、パンデミック等の災害対策への取り組みを推進したいと考えております。2021年現在、高知県下の災害拠点病院の臨床検査技師と協力し、発災時に臨床検査を継続できる体制を整備しているところです。
今後も、当会が高知県の医療に貢献できる組織として発展できるよう縁の下を支えてまいる所存です。
活動計画
昨年度は、2023年5月8日付で新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが変更となり、順次社会活動が再開された一年となりました。社会は日常生活を取り戻してきた一方で、医療機関等においては、いまだ厳格な感染対策を講じた状態での勤務が継続しております。引き続き度重なる感染流行に対し検査対応いただいた会員の皆様におかれましては、誠に感謝申し上げます。
新型コロナウイルス感染症対応が見直されたあとの臨床検査業界においては、タスク・シフト/シェア、臨地実習カリキュラム見直し、次世代を担う臨床検査技師の育成など、臨床検査技師がより高いレベルの職能をもって医療に貢献するための事業をさらに推進していくことが要求されます。
また、高臨技においては、2025年度日本臨床衛生検査学会中四国支部医学検査学会の開催担当県として、すでに昨年度より実行委員会を設置し活動しており、運営サポートを担っていただく企業の選定、学会テーマの策定等、鋭意準備を重ねております。今年度も引き続き、準備を進めてまいります。
事務局では、このような時代の流れに会員の皆様が取り残されることのないよう、各事業部、研究班と協働し事業達成へ尽力していきます。以下に今年度予定している取り組みを示します。
【主な活動計画】
1.定期総会の開催
2024年5月26日(日) 対面開催予定
2.法人手続き
高知県への2023年度事業報告届け(6月)
3.定例理事会の開催
オンライン会議ツールを活用し、効率的な会議運営を継続します。ニューノーマル時代の臨床検査技師会として、SARS-CoV-2感染が終息した場合でも、この運用は継続したいと考えております。
4.災害対策部活動の後方支援
5.日臨技事業への積極的な参加および高臨技への展開をバックアップ
6.他団体との交流、連携
7.各賞への推薦
学術部(生涯教育委員会)
活動内容
学術部は2021年現在、学術部門委員会、生涯教育委員会、ベッドサイド実践講習会準備委員会(活動休止中)から構成されています。学術部門委員会は活動休止中を含めて9つの研究班からなっており、各研究班が活発に学術活動を行っています。2020年度は新型コロナウイルス感染対策で活動ができませんでしたが、2021年度は感染状況を考慮しながら、web研修会も視野に入れて活動しています。各研究班活動の詳細は各研究班のページをご覧ください。
生涯教育研修委員会は、生涯教育委員長を中心として高知県医学検査学会、生涯教育研修会、東部および西部地区研修会、学生支援活動等を行います。
学術部は学術活動を通じて、高知県臨床検査技師会会員の皆様の卒後教育に取り組んでまいります。
活動計画(学術部)
学術部は、各研究班および生涯教育委員会にて企画された活動計画を実行します。また、学術部研修会も会員の学術向上を目指して各研究班に計画していただき、活発な活動が出来るようサポートします。各研究班活動の詳細は議案書で確認をお願いします。
学術部研修会は生理検査研究班、四県合同研修会は病理・細胞診検査研究班が予定しています。
タスク・シフト/シェア厚生労働大臣指定講習会は参加希望者が少なく開催が計画できない現状です。まだ参加されていない会員の方は是非、参加をご検討ください。
生涯教育研修委員会は、生涯教育委員長を中心として高知県医学検査学会、スキルアップ研修会、生涯教育研修会を計画しています。
会員の皆様の多数のご参加をお待ちしております。
研究班 | 計画数 | |
学術部門委員会 | 生物化学分析検査研究班 | 4 |
一般検査研究班 | 4 | |
血液検査研究班 | 4 | |
微生物検査研究班 | 5 | |
輸血検査研究班 | 3 | |
病理・細胞検査研究班 | 4 | |
生理検査研究班 | 3 | |
遺伝子・染色体検査研究班 | 2 | |
幡多地区 | 4 | |
学術部研修会および四県合同研修会 | 病理細胞検査診研究班、生理検査研究班 | 2 |
タスク・シフト/シェア厚生労働大臣指定講習会 | タスク・シフト/シェア厚生労働大臣指定講習会委員会 | 未定 |
生涯教育研修委員会 | 高知県医学検査学会、スキルアップ研修会、生涯教育研修会 | 3 |
【第73回 日本医学検査学会】
日 時:2024年5月11日~5月12日
会 場:石川県立音楽堂、金沢市アートホール、ANAクラウンプラザホテル金沢、ホテル日航金沢、ホテル金沢、もてなしドーム地下広場(予定)
担 当:(一社)石川県臨床衛生検査技師会
【第57回 日臨技中四国支部医学検査学会】
日 時:2024年11月2日(土)~3日(日)
会 場:とりぎん文化会館
担 当:(一社)鳥取県臨床検査技師会
活動計画(生涯教育研修委員会)
2024年度は、高知県医学検査学会、スキルアップ研修会、生涯教育研修会を行う予定です。また、研修会の内容などご希望があれば、生涯教育研修委員まで遠慮なくお申し出ください。
会員の皆様にアンケートでお寄せ頂いた意見も取り入れ、研修会内容を企画していく予定です。研修会の形式もWeb開催を併用し開催する予定です。ご協力よろしくお願いいたします。
1.第43回 高知県医学検査学会
日 時:2024年5月26日(日)
会 場:高知学園大学 7号館
内 容:特別講演、一般演題、基礎講座(血液分野)
2.スキルアップ研修会
日 時:2024年6月~9月頃
会 場:Web「Zoom」
テーマ:論文の書き方、検査に役立つ統計学などを計画する予定
講 師:未定
3.令和6年度 生涯教育研修会
日 時:2025年2月頃
会 場:Web「Zoom」
テーマ:臓器をテーマにして企画予定
講 師:未定
精度保障事業部
活動内容
高知県における医療施設や関連施設を対象に、診療・治療が効率かつ正確に遂行できるように検査精度の向上維持を目標とした活動支援に取り組んでいます。
事業内容としては、臨床検査データの正確性を評価・是正するために定期的な外部「精度管理調査」(血算・末梢血液像、HbA1c、臨床化学、尿一般・沈査、心電図・超音波)の実施、日本臨床衛生検査技師会による臨床検査の品質保証を念頭に入れた「施設認証」取得の県内状況の把握・管理です。
誰もが安心して受診していただけるような医療の構築に貢献できるように、高知県臨床検査技師会精度保障事業部の役割として事業を継続していきます。
活動計画
精度保障事業部は、「品質保証施設認証の取得推進」および「精度管理調査」を担当し、臨床検査の品質の向上と維持に貢献していきます。
1.品質保証施設認証の取得推進
2024年度申請の詳細については、日臨技ホームページにてご確認下さい。積極的な申請をよろしくお願いいたします。
2.精度管理調査
2024年度も例年同様に活動していく予定です。引き続き、ご活用していただきますようお願いいたします。
【2024年度高知県臨床検査精度管理調査の日程(予定)】
2024年4月 高知県委託締結手続き、高知県医師会助成依頼、調査試料手配、日臨技JAMTOC使用申請
2024年6月 参加募集配布
2024年7月 参加締め切り
2024年9月 調査活動準備、高知市委託締結手続き
2024年10月 調査実施(実施要綱・調査試料送付、測定)
2024年12月 結果速報開示
2025年1月 精度管理調査報告会開催、調査結果報告書配布
2025年2~3月 高知市保健所・高知県健康政策部へ報告書作製、提出
広報部
活動内容
広報部は、学術誌を含め年間4回、会報「こうち」の発行を行っております。高知県医学検査学会、各種研修会や各研究班の勉強会、各種行事イベントの際には取材させていただき、会員の皆様がご活躍されている様子を取りまとめ編集し、電子版にて発信しております。会員の皆様に執筆依頼をさせていただきますが、その際には何卒ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。(一社)高知県臨床検査技師会の活動を中心に、会員の皆様に、役立つ会報「こうち」になるように情報提供していきたいと考えております。
活動計画(広報部 会報)
会報「こうち」は、本年度も2017年度より行なわれております電子版で発信いたします。学術研究誌につきましては、従来どおりの印刷での発行予定となっています。
活動計画としては、各地で会員の皆様が活躍されているご様子などを密着した形での取材や各勉強会等の原稿依頼を計画しております。
今年度も会員の皆様に、役立つ会報「こうち」になるよう委員一同頑張ってまいります。本年度も広報部の活動に、ご理解ご協力を宜しくお願い致します。
活動予定
- 広報部会の開催
- 原稿編集・校正作業
- 会報「こうち」年3回 電子版にて配信予定
- 会報「こうち」学術研究誌 2025年2月~3月発行予定(印刷)
- 各行事等の取材・原稿依頼
活動計画(学術誌編集委員会)
会報「こうち」の学術誌は、2016年度に投稿規定の見直しが行なわれ、原稿の分類は、総説、原著、研究、症例報告、資料となり、投稿分類の選択肢が広がりました。
また、学術誌につきましては、従来どおりの印刷での発行をしております。
近年論文の投稿数が低迷しております。皆様からの投稿をお待ちしております。
今期の学術誌編集委員会としては、各部との連絡を密にとり広く会員の皆様に呼び掛け、より一層充実した学術研究誌となるよう努めていきたいと考えております。
2024年度におきましても、引き続き会報「こうち」学術研究誌発行にご協力を宜しくお願いいたします。
活動予定
- 学術研究論文募集 2024年6月~9月
- 学術誌研究論文執筆依頼 2024年6月~9月
- 査読 随時
- 学術研究誌論文1校目校正 2024年11月
- 学術研究誌論文2校目校正 2024年12月
- 学術研究誌論文3校目校正 2025年 1月
- 学術研究誌論文 最終校正 2025年 2月
- 学術研究誌発行 2025年 2月~3月
健康福祉事業部
活動内容
「地域・社会への貢献」と「臨床検査技師の職業アピール」を目的に活動を行っています。コロナ禍以前は、地域の健康イベントや「リレー・フォー・ライフ・ジャパン高知」で肺年齢測定や骨密度測定などを行っておりました。また例年「検査と健康展」を開催しており、各種検査の実施、健康相談コーナーを設けるなど、参加者の皆様の健康保持・増進に役立つイベントとなるよう努めてまいりました。しかし2020年度、2021年度は、新型コロナウイルス感染状況を鑑み開催を見送っております。今後は感染対策に十分留意しながら、必要に応じて「検査と健康展」の内容、開催形式を変更することも視野に入れ、活動していきたいと思います。また「検査と健康展」では臨床検査技師のお仕事紹介も行っております。PCR検査や新型コロナウイルスワクチン接種を通して、以前より臨床検査技師の認知度は向上していると感じておりますが、臨床検査技師という職種をより知ることができる機会を今後も提供していきたいと思います。
県民の皆様の健康増進に寄与し、臨床検査技師の認知度向上、そして臨床検査の重要性の啓発に繋がるような活動を継続していきますので、よろしくお願いいたします。
活動計画
地域の健康イベントやリレー・フォー・ライフ・ジャパン2024については、参加する場合は骨密度主体で参加の予定です。「検査と健康展」は、来場者がイベント参加を通して自分の健康状態と向き合ったり、臨床検査・臨床検査技師についてより知ることができるようなイベントとなるよう企画し、11月~12月に開催予定です。2023年度の反省点を踏まえ、より多くの幅広い年代の方に来場していただけるよう、準備を進めていきたいと思います
“地域・社会への貢献”と“高知県臨床検査技師の職業アピール”を目的に活動を行っていきますので、ご協力よろしくお願い致します。
(1)リレー・フォー・ライフ・ジャパン2024高知
日 程:未定
内 容:骨密度測定
場 所:未定
主 催:リレー・フォー・ライフin高知実行良委員会 日本対がん協会
(2)2024年度全国「検査と健康展」
日 程:2024年11月~12月
内 容:臨床検査体験(超音波検査体験、顕微鏡体験)
健康チェック(骨密度測定、簡易貧血チェック、もの忘れ度チェック、医師の健康相談コーナー)
パネル展示 (臨床検査技師のお仕事紹介)
高知学園大学コーナー
場 所:未定
主 催:一般社団法人 日本臨床衛生検査技師会、一般社団法人 高知県臨床検査技師会
※地域の健康イベントの予定は未定です。
渉外部
活動計画
臨床検査談話会は近年Web会議として開催して参りました。昨年度、直前で中止となりましたビアガーデン、ならびに昨年度4年ぶりに開催をしました新年会につきましても、継続して開催を目指し取り組んでまいります。談話会につきましては、会員の皆さまが直接対話のできる、対面での開催を視野に計画をしております。
ご参加とご協力の程、宜しくお願い致します。
1.臨床検査談話会活動
①第1回臨床検査談話会
日 時:2024年6月未定
場 所:未定
テーマ:「初任者を対象とした研修会(仮)」
講 師:未定
②第2回臨床検査談話会
日 時:2024年10月未定
場 所:未定
テーマ:「マナー講座(仮)」
講 師:未定
2.会員親睦交流
①ボウリング大会
日 時:2024年7月未定 16:00~
場 所:未定
②ビアパーティー
日 時:2024年7月未定 18:30~
場 所:未定
③新年会
日 時:2025年1月未定 18:30~21:00
場 所:高知会館(仮)
3.その他
リレー・フォー・ライフ・ジャパン2024高知
日 時:2024年未定
場 所:未定
主 催:公益財団法人日本対がん協会
リレー・フォー・ライフin高知実行委員会
内 容:リレーウォーク